大工の棟梁
大工の棟梁のお話です。
棟梁というのは、
大工の親方のことを指します。
家づくりを取り仕切るリーダーを、
日本では昔から「棟梁」と呼んできました。
いわば、家づくりにまつわる仕事や組織を束ねる、
中心人物のことを「棟梁」というのです。
「棟梁」の本来の意味は、
建物の「棟(むね)」と、「梁(はり)」を指しました。
これらがいずれも高くそびえる位置にあり、
また建物の重要な部分であることから、
集団の中心的人物,指導的立場にある
人物を指すようになりました。
しかし、家づくりにおける棟梁の役目は、
家づくりのリーダーであるというだけではありません。
大工の腕が良いのはもちろんのこと、
現場の段取り、柱などの材料の目利き、
骨組みの配置、そしてかつては大工や職人の生活までと
多岐にわたっておりました。
だから、完成した家の良し悪しは、
棟梁の腕の良し悪しということが当然のことでした。
棟梁は、家づくりのリーダーですので、
誰もが簡単になれる訳ではありません。
まず大工の下働きから修行を始め、
腕を上げて一人前の大工になります。
腕の良い大工であることが棟梁の大前提なのです。
一人前の大工として、家づくりの経験、
そして人生経験を積み上げ、
職人たちをまとめていく力量をそなえて、
ようやく棟梁になれるのです。
厳しい修行を積んだ棟梁は、
大工の腕が良いだけでなく、
人格者でもあり、まわりから
とても頼りにされていました。
かつて、棟梁は
地域のリーダーでもありました。
棟梁は日常の付き合いの中で、
建主から家づくりを請け負い、
大工、職人、左官屋などを集め家を建てました。
日頃のご近所同士の付き合いがありますから、
建主の暮らしぶりもよく分かっています。
そして、家を建てるというだけでなく、
完成してからも、家に何か不具合があると飛んできて、
修理をしたものなのです。
そんな、むかしの家づくりの良さを引き継ぐ為に、
北辰工務店では実際に家を建てる
「棟梁」にスポットを当て、
棟梁と建てる家づくりをご提案しています。
北辰工務店では、お客様との
家づくりのプロセスの中で、
まずは弊社北辰工務店の建築現場を
ご覧になって頂きたいと考えております。
実際の建築現場をご案内させて頂くことで、
お客様の「住みたい家のイメージ」をふくらませて下さい。
そして、施設・建築現場を見学するだけでなく、
北辰工務店自慢の棟梁たちに、ぜひ会いに来て下さい。
北辰工務店の北辰工務店の家づくりのこだわりや、
棟梁の仕事ぶりを、カタログではなく
実際の現場でご確認頂ければと思います。
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